2022年06月10日
姉と劣等感と、脱ストイック
わたしは、生来、たぶん、のんびりした性格だったと思います。
5歳離れたしっかり者の姉は、幼い頃から、頭脳明晰でスポーツ万能、教師からの信頼も厚く、絵にかいたような優等生でした。
当然、親も姉も親戚も、小学校の先生たちも、次女のわたしに、姉のような飛び抜けた優秀さを期待していました。
でもわたし、普通だったんですよね~。
いや、普通より、もっと、どんくさかった。
皆が簡単に出来る体操が苦手だったり、入場行進なんかでは、右手と右足が同時に出ちゃったりして。
いつも家族に笑われていました。
いま思うと、特に家族には悪意があるわけでもないし、末っ子の可愛らしさをイジッていたみたいな感じです。
でも、わたし、傷ついちゃってました。
わたしなんか
わたしなんか
なんてダメな子なんだ
ずっと劣等感。
ずっと自己嫌悪。
見事に、何一つ、姉には叶いませんでした。
運動なんて足元にも及ばないし、成績も就職も。
我が家では、『ストイック』は美徳でした。
でもわたしは、誰にも干渉されずに、のんびり本を読んだり、絵を描いたりするのが好きだったなぁ。
本当は、そんな子どもだったけれど、やっぱり褒められたいとか、承認欲求が出てきて、なんとか姉に追い付き追い越したいと、無理な努力をしてきたような気がします。
大人になっても、こんな年齢になっても、越えられない、逃れられない劣等感に囚われていました。
いつも心のどこかで、姉を意識しながら成長してきたような気がします。
でも乳がんになって、(姉はすこぶる健康体です。)
わたし、無理してたのかなぁ、と思うようになりました。
わたしはわたし、なのに。
姉の目線から見たら、わたしのことは自由奔放な妹だと映っているみたいなので、人の気持ちなんて分からないものです。
何歳になってもしっかり者の姉は、乳がんになっちゃうような、相変わらず『どんくさい』妹を心配しています。
お互い孫がいるような年齢なんですけどね。
これからのわたしは、『脱ストイック』でいこう!と思っています。
具体的なところでは、以前は、食事制限とか運動量とか、なんだかこだわり過ぎていました。
病気をきっかけにして、ちょっとずつ意識を変えていこう、としているところです。
ちなみに、わたしは姉のことが大好きです。
そして、『ストイック』と言っても
素人レベルのことなので、わたしの基準での、という意味で使っています~。
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5歳離れたしっかり者の姉は、幼い頃から、頭脳明晰でスポーツ万能、教師からの信頼も厚く、絵にかいたような優等生でした。
当然、親も姉も親戚も、小学校の先生たちも、次女のわたしに、姉のような飛び抜けた優秀さを期待していました。
でもわたし、普通だったんですよね~。
いや、普通より、もっと、どんくさかった。
皆が簡単に出来る体操が苦手だったり、入場行進なんかでは、右手と右足が同時に出ちゃったりして。
いつも家族に笑われていました。
いま思うと、特に家族には悪意があるわけでもないし、末っ子の可愛らしさをイジッていたみたいな感じです。
でも、わたし、傷ついちゃってました。
わたしなんか
わたしなんか
なんてダメな子なんだ
ずっと劣等感。
ずっと自己嫌悪。
見事に、何一つ、姉には叶いませんでした。
運動なんて足元にも及ばないし、成績も就職も。
我が家では、『ストイック』は美徳でした。
でもわたしは、誰にも干渉されずに、のんびり本を読んだり、絵を描いたりするのが好きだったなぁ。
本当は、そんな子どもだったけれど、やっぱり褒められたいとか、承認欲求が出てきて、なんとか姉に追い付き追い越したいと、無理な努力をしてきたような気がします。
大人になっても、こんな年齢になっても、越えられない、逃れられない劣等感に囚われていました。
いつも心のどこかで、姉を意識しながら成長してきたような気がします。
でも乳がんになって、(姉はすこぶる健康体です。)
わたし、無理してたのかなぁ、と思うようになりました。
わたしはわたし、なのに。
姉の目線から見たら、わたしのことは自由奔放な妹だと映っているみたいなので、人の気持ちなんて分からないものです。
何歳になってもしっかり者の姉は、乳がんになっちゃうような、相変わらず『どんくさい』妹を心配しています。
お互い孫がいるような年齢なんですけどね。
これからのわたしは、『脱ストイック』でいこう!と思っています。
具体的なところでは、以前は、食事制限とか運動量とか、なんだかこだわり過ぎていました。
病気をきっかけにして、ちょっとずつ意識を変えていこう、としているところです。
ちなみに、わたしは姉のことが大好きです。
そして、『ストイック』と言っても
素人レベルのことなので、わたしの基準での、という意味で使っています~。
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