2022年02月

2022年02月28日

胸の傷より問題なのは

すっかり春らしくなりました。

寒いときは、体も心も縮こまってしまうけれど、春の日差しの明るさと暖かさには、体も心も、柔らかく解されていくのを感じます。



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退院してから一週間が経過しました。

手術のあとの傷は化膿することもなく、恐らく順調に回復しています。

痛みは、ひきつれた痛み。

これは想定内です。

傷保護用のテープが原因で、痒いというかピリピリしています。

こっちの方がストレスかも。

でも、でも。

社会復帰の為に、わたしの枷となるものは、

手術のあとの傷ではなくて、実は頭髪。

ウィッグで乗りきっている方ももちろん多いと思います。

わたしも、日常的な外出には、ウィッグを活用していて、とても頼りにしています。

でも、まず頭が痛い。

長い時間の装着は、ストレス以外の何ものでもありません…。

髪の毛は生えてきたけど、1センチぐらい?

とてもウィッグ無しでは人前には出られません。

仕事が電話の受信なので、必ずヘッドセットを装着する必要があります。

充電式のワイヤレスの為に、都度ヘッドセットを外す必要があるのです。

何回も何回もヘッドセットの着脱をすると、ウィッグは必ずズレます。

考えただけで気が滅入る…。

あともうしばらく、ウィッグ無しで行けるようになるまで辛いかも。

理屈ではそう言った理由なのですが、本当のところは、自分自身の心の問題。

いつかは戻るものだと思っていても、髪の毛のない自分の姿が辛い。

化学療法を乗り切った証?だと思えないこともないけれど、やっぱりね、わたし、人間が小さいのかな。





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kotorist_ at 13:20|Permalink乳がん | 手術後

2022年02月24日

燃え尽きるにはまだ早い

燃え尽き症候群、のような状態になっちゃってるのかも知れません。

昨年8月に告知を受けてからは怒涛の日々でした。

根治に向けて、化学療法に通った約半年間。

しんどくても、頭髪が抜け落ちても、とにかく手術まで頑張ろう!
と、走り続けた日々でした。

頑張ろう、頑張ろう、頑張ろう。

そして手術が終わって…。

ほっとする気持ちと、まだまだ病理診断の結果待ちであり、放射線治療を残している状態なので不安な気持ちが混在しています。

そうは言っても、ぼーっとしてしまう。

ぼーっとしていたい、のかも知れません。


ところで、わたしのカラダは、癌が無かったときと同じに戻ると思っていていいのでしょうか。

今は術後間もないから、前のように動けないのは仕方ないとしても、時間が経てば、徐々に回復してくると信じて、ぼちぼちと
スクワットをやってみています。
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kotorist_ at 22:30|Permalink手術後 | 乳がん

2022年02月23日

痛み

退院して3日め

傷の痛みあり。

薬を飲む程ではないけど、チクチクピリピリ、まさに切り傷の痛み。

脇の下は、筋が腫れているような痛みです。

でも、しっかりリハビリするようにと、入院中にビデオまで見せて頂いたので、毎日欠かさず肩回しやら、壁歩き(壁に沿って指を這わせて腕が上がるところまでいく)
をしています。

そういうわけで、痛みはあっても、腕は問題なく上がります。

2年程前の、五十肩の時の方がよっぽど動かせなかったのです。

乳がんと同じ左側。

何か癌と関係あったのでは?と思ったこともありましたが、その因果関係は不明です。


当時、あまりに痛いので整形外科を受診しました。

五十肩は、はっきりした病名ではなくて、ただ、レントゲンを撮って骨に異常がなければ、年齢的にも、そうでしょうね、みたいな感じで、痛み止めと湿布か、塗るタイプの鎮痛剤が処方されるだけでした。

五十肩で悩んでいた頃は、肩が上がらないだけでなく、日常的にも痛みがあり、ピークの時は、一番痛いのが寝た姿勢だったので、いつも睡眠不足でした。

それでも日にち薬だと思い、徐々に肩の可動域を広くする為の運動を続けました。

その頃、スポーツジムに入会し、プールでのアクアビクスで腕や肩を動かすのが効果的だったのかもしれません。

皮肉なことに、ようやく肩が人並みに動かせるようになって、痛みを忘れかけた頃に、乳がんが見つかったのです。(今から思えば、です。)

あの頃は、痛くて痛くて仕方がない時も、五十肩だと思っていたから、その内治ると思っていたから、耐えられたのだと思います。

もし、癌の痛みだと言われていたら?

怖くて耐えられなかったかも知れないな、と思います。


人(わたし)って、つくづく、思い込みとか、先入観とか、イメージに左右されちゃうんだね、と思います。

結論。
やっぱりネガティブ思考は損だよね。

ポジティブにいかなきゃですね。




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kotorist_ at 22:39|Permalink乳がん | 手術後

2022年02月22日

気持ちが揺れる

2022年2月21日月曜日

昨日のことです。

無事に退院し自宅に戻りました。

土日を挟んだので6泊7日になりましたが、4泊5日ぐらいで退院しても良い状態だと言われていました。

ガーゼが取れたのは日曜日だったので、昨日が妥当だったのでは!?と思っていますけど…。

手術が終わった直後は、ものすごく爽快で、悪いものがなくなった!やっと取ってもらえた!という気持ちでした。

それが段々…退院が近づくにつれ、そして自宅に帰り日常が戻るにつれて、不安の方が勝ってきたようです。

傷は、中心から6センチ程度のものと、脇の下に2センチほどのものが
あります。

動かすと痛いけれど、腕も上がるし、順調です。

何を不安がる必要がありますか?

と言われそう。

せっかくまた一歩進んだのに、ますます前向きに、明るく頑張らないと!

家族も友人も応援してくれている。

ずっと心配してくれている夫の為にも、もうこれ以上ウジウジしてる場合じゃないよ!

もう、手術というヤマ場は越えたのだから。

さあ、もう、あとは

しっかり現実を見据えていこうー

そんな叱咤激励を自分にしてみる。

わかっているのに、この不安は何だろう。

この気持ちの揺れは何だろう。

情けないわたし。

いまさら何を立ち止まるのかと思います。

でも、もうちょっとだけ、じっとしていたいのが本音です。




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kotorist_ at 21:55|Permalink乳がん | 手術後

2022年02月21日

4人部屋

入院初日、手術前夜(2/15)は、まず4人部屋の自分のベッドで過ごしました。

占有率は3/4

外科病棟は、入院期間が長くても7日~10日ぐらい、としているらしく、それ以上になると、病棟を移ることになると入院の説明書に書いてありました。

なので、わたしの入ったこの部屋の方も長期間の入院患者さんではないことになります。

主治医が違ったので部位はわからないけど、最初からいた人は、やっぱり癌のようでした。(抗がん剤の話が聞こえたから)

わたしより少しだけ年上には見えたけど、担当医との会話の声が、なんだか弱々しくて心配になってしまいました。

わたしと同日入院の方も、やっぱり癌でした。
初発は10年ほど前の乳がんで、今回は別の部位の癌。
それが転移なのかどうかはわかりません。
お話はするようになったけど、聞くことは出来ません。

初日は、乳がん手術のわたしを含めた3人でした。

名前も顔も知らなかった人たちではありますが、みんな、癌という病に罹患して、辛い思いをたくさんして、乗り越えていこうとしているんだなぁ、と感じました。

この感覚は、残念ながら、どんなに長い深い付き合いの友人たちにも感じることの出来ない特別なシンパシーというものでしょうか。

ただ、
病室なのにラインの通知音が鳴ったり、いきなり電話で話し出したり、ということもあったりしたので、体の辛さで多少は仕方ないな、と思いますが、そこは守って欲しいなぁ。

厳しい見方かな。

ふたりとも、わたしより先に退院していったのですが、元気でいてほしいな、と心から願っています。


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