家族

2022年04月22日

せっかく治ってくれたんだから

放射線治療も、今日の19回目の照射を終えて、残りあと6回。
来週は、いよいよカウントダウン出来そうです。

夫はもうすっかり、治療終了モードに入っています。

わたしも倦怠感があるとは言え、そりゃあもう、抗がん剤治療中とは比較にならない元気の良さですから、無理ありません。

そして、夫は言いました。

『いよいよ、あと一週間ちょっとだね!
せっかく治ってくれたんだから、俺も頑張るよ。
これから色々、楽しいことを考えよう!
これから、たくさん、やることあるよ!』

『そーだねぇ』

と答えながら

何だか、泣きそうになりました。

嬉しいし、ありがたいな。

そして、何となくごめんね、と。

時々、また病気になったらどうしよう、なんて後ろ向きなことを考えてしまうわたしに喝!


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kotorist_ at 23:47|PermalinkComments(0)

2022年04月09日

どんなに強がっていても

今日は初夏を感じる暑さ。

でもとても清々しい好天でした。

わたしの夫の自営業は、まだ軌道に乗っているとは言えませんが、ちょっとずつ慣れてきた様子。

彼は寒さに弱いので、気候にも左右されているのかな。

『最近は元気いっぱいだよ!』

と言っています。

やはり夫にとっては、わたしが乳がんを告知されたあの日から、手術を終えて退院するまでの日々は、戸惑い、恐れ、焦り、孤独との戦いであり、そして(わたしの前では)強い精神力を保たなければならないという重圧があったことと思います。

そうだよね、あの時は、本当にしんどかったよね、ごめんね。

『俺は、なんか、○美ちゃんのしんどいのがうつるんだよなぁ』

当たり前だよ、家族が、がんだと言われたら暗い気持ちにもなるよ。

わたしは、どんなに明るく強く振る舞っていても、心の底では、悲しいし怖いし、うわーん。と泣きながら走って何処かに逃げていきたいと思っていたよ。
(実は今もまだそういう気持ちになることもある)

そんな患者本人を支える家族が、どれだけナーバスになるかなんて、わたしには想像も出来ないぐらいしんどいことだった、と思う。


太陽が温かかったからでしょうか。

気が付くとお互いに労いながら歩いていました。


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kotorist_ at 21:56|PermalinkComments(0)

2022年02月05日

108.入院準備

検査も副作用も手術も、感染症の蔓延も、どんよりした気分になることばっかりです。

ちょっと気分を上げようと、入院の時に持っていくものを考えてみました。

まず、タオルとパジャマは1日500円でレンタルします。

そのレンタルサービスを申し込むと、入院に必要な日用品も提供されます。

なので、持参するものは殆どありません。

それでも、

ココア、お茶、紅茶のパック

味付けのり、ふりかけ

本、などは購入して持参する予定です。

え!これだけ!?

少なっ。


わたしは、病院のベッドサイドとかテーブル、棚などに物が置いてあると落ち着かないらしく、11月に入院した時も、目に見える場所には最低限の物しか置かないようにしていました。

でも、体の自由がきかない状態の時は、手に取りやすい場所に何でも置いとかないと、ですよね。

S字フックは必要かもね。

そんなわたしを見て、夫が
『楽しそうだね。旅行でも行くみたいだね。』
と、笑いました。

そんな夫に

『楽しいわけないやんか。』

と、速攻でつっこんでしまった未熟者のわたしです。

自分からは、憂鬱なことを楽しみに変えて頑張ろう、とか前向きアピールをするくせに、人に(この場合は夫に)楽しそうだと言われると、何も分かってないな!とかって反発してしまうのです。

わたしって、めんどくさい。

夫にしてみれば、妻のわたしが、病気だけど楽しそうにしている事や、普通にしている事が嬉しいのだと思います。

その辺、くんでやれよ、わたし。

夫、ごめん。






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kotorist_ at 22:38|PermalinkComments(0)

2022年02月03日

106.夫に言えないこと

ラストケモから8日。

いよいよ日常が戻ってきそうな予感。

なぜいまだに油断出来ないかと言うと、ひどい副作用で入院したときは、化学療法後、7日めだったからです。

そのときは、さすがに体調は今より悪かったですが、(減薬なしだったので)思い出すと怖いんですよね~。


怖いと言えば

何でも話せる夫に対しても、言えない、言わないことがあります。

それは、わたしが、内心は
転移や再発(まだ手術前なので怯えるのはまだ早いのですが)を恐れていることです。

トリプルネガティブと診断されてから、根治治療を目指してはいるものの、完全奏功でなかった場合の予後があまり良くないことー


くよくよ悩んでも仕方ないよ!

先のことなんてわからないんだから。

前向きになろう!

悪いことは考えないようにして!

と言われるのもわかっているから。

そして、わたしが逆の立場だったら、同じように励ましただろう、とも思うから。

家族からしたら、そう言うしかないし(病人が)前向きであってくれた方が救われるだろうし。

だから夫には、わたしが、こんなことにビビっていることは話せないのです。

病人を見守る家族は、きっと傷つきやすくて、実はいつも悲しんでいると思う。

治療に積極的な病人でいてもらう為に、色々気を遣ってくれていると思います。

それがわかるから、怖いなんて、言えないんです。

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kotorist_ at 22:57|PermalinkComments(0)

2022年01月17日

95.迎えに来るのはまだ早いよ

67歳で亡くなった父の事を書きました。

そして、母は66歳で亡くなっています。


乳がんの告知を受けた時、すでに両親と死別しているわたしは、夫、子どもと、姉以外に、自分の病気について報告する家族はいませんでした。

生きていたなら、わたしの体を心配したに違いなく、自分たちの方が辛い状況にあったとしても、娘の手助けをしようと、何をおいても駆けつけてくれたであろう、両親のことを思いました。

子どもが幾つになっても親は親です。

でも、(娘が癌と聞いたら)きっと悲しませてしまっただろうから、両親が存命の時でなくて良かったのだ、とも思いました。

そして、

『迎えに来るのはまだ早いよ。』

と心の中で話しかけたのを覚えています。

『迎えになんか、まだまだ来る気はないってわかってる。

だけど、言っておくよ。

まだ早いからね。

だけど、命のありがたみを、気づかせてくれてありがとう。』


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kotorist_ at 23:01|Permalink